2010年7月13日、ついに本日、Windows 2000の延長サポートが終了します。
確か僕がこのOSにはじめて触れたのは、製品版が出る前のβ3。1999年の冬だったかな?
とうの昔にメインの環境では無くなっていたものの、最終バージョンのSP4などは表示確認用としてVirturl PCに入れ続けていましたから、なんと10年以上に渡って使い続けていたことになります。
Windows 95や98のサポートも相当長かったけれど、10年間もサポートを続けてきたマイクロソフトの企業姿勢には、本当に感心します。言ってみれば、クルマのリコールを10年出し続けるようなもの。日本の自動車メーカー並ですから。
手持ちのアクセスログを見る限り、Windows 2000でWebをブラウジングしているユーザーは既に1~2%程度のようですし、社会的にはそんなに大ニュースでも無いんでしょうが…Web屋の端くれとしては、これでようやく、IE5.5以前のブラウザの存在を、安心して忘れることが出来ます。
もちろん、デバイス環境の問題などでWindows 2000を捨て去るわけにはいかない人たちもまだまだたくさんいるんでしょうが、ひとまず僕はさようならということで。寂しさ半分、喜び半分で、Virturl PCのディスクイメージを消去。
お次は4年後。Windows XPの延長サポートが終わるまでは、悪名高いIE6への対応がまだまだ続きそうです。まあ、依然として一般ユーザーの10~15%ぐらいの人がIE6を使っているようなので、こればかりは仕方がないですね。
思い起こせば僕が初めて触った“OS”は、やはりマイクロソフトの「N60BASIC」。以後、DOS、DOS/V、Win9x・・・途中2年ほどMacに浮気したこともあるけれど、30年近くマイクロソフトのOSにお世話になって生きてきたわけで。アンチな人も少なくないし、その気持ちもよく分かりますが、マイクロソフトは僕にとって、いなくなったら非常に寂しい存在。
最近はいろんな勢力に押され気味だけど、負けるな、頑張れ。そして、いつもありがとう、マイクロソフト。
XPも、Vistaも、7も、今後リリースされていくOSも、これまでのような手厚いサポートを期待しています。